新潟は越後妻有<大地の芸術祭の里>へ行ってきました。
http://www.echigo-tsumari.jp/ 地域に内在するさまざまな価値をアートを媒介として掘り起こし、地域再生の道筋を築く。 「人間は自然に内包される」人間が自然と関わる術(すべ)と捉え、広大な里山を舞台に、人と自然とアートが織りなす「大地の芸術祭」。 今回のメインは『夢の家』で夢を見る為の宿泊!! 過激なアートでも知られ、レディガガも尊敬するマリーナ・アブラモヴィッチの作品の一部になれる!! マリーナ曰く…慌ただしい現代生活の中で「自分自身と向き合う為に、夢を見て欲しい」と。 これから行かれる方!! 知りたくない方は読み進めないようにww チェックインは17時。 一通りの説明をしたら帰っちゃうので誰もいなくなる。 泊まれるのは四名まで。 周りは田んぼと山だけのな〜〜んも無い山奥。 携帯も機種によっては繋がらない、コンビニ?勿論ない! 家の黒電話は…飾りよ!テレパシー電話!! さて, 新潟の4月は底冷えし、ストーブでは追いつかない。 となればやはり風呂しかない。 ということで順番に「清めの部屋」にて儀式の1つ! 水晶の枕の銅製のバスタブに薬草を入れて浸かる。 着替えはまず頭からすっぽり真っ白なモジモジ君w 大爆笑ですが、はい、茶化したらいけません!作品ですから。 (全身は控えさせて頂きました☆) その上に寝袋スーツ(着ぐるみ?)です。 すっぽりと。 更に!! 超強力な磁石を頭から足まで12カ所に仕込みます。 お..重い。 これから何が起るか分からないからとりあえず記念撮影♡ 寝るには早すぎたので、色んなレシピが書かれた部屋で、宿泊者達の「夢の本」を一読し、ビビったり、期待に胸ドキしたり、4人4様。 マリーナの写真集やDVD鑑賞するうちに夜も更け…覚悟を決めた4人、「良い夢を!」と告げ、各自の色の部屋に向かう。(話し合いで決めましたが被る事なかった!) 色の部屋一覧です☆ 赤 青 緑 紫 私は「青」を選びました。 色のイメージって皆様々で面白い。 私は単純に『海/空/水』とかで気持ち良さそう〜なんて選ぶも、二人は『幽霊/恐い/冷たい』とか。言われると納得、急に不安になったり。 ま! 覚悟は決めたしで、棺桶のような四角いベッドに入ります。 入るとこんな感じ。 いっぱいいっぱい; 枕は黒曜石!って石!いし!イシ!? 床は木!…何も敷いちゃいけない。 寝返りも打てず、スーツは重く、下は固く、寒い…。 真っ暗闇の中、眠りはやってきた。 翌日。 Aさんは悪夢を。Mさんはお告げ?らしき言葉を賜り。 私は気付きを。 起きた瞬間「あ〜そうゆうことか〜〜」って想い、窓から差す光で部屋が青に満たされ「なんて美しいんだろ〜〜」って感嘆した。 結局、夢は断片でしかなく、意味を持たないものだった。 それよりも興味深かったのは、 <夢の中の自分>と<俯瞰する自分>が夢の中にいて、<夢と覚醒の狭間>で<思考>する。 眠れない環境に追い込むことで得られる<狭間>体験なのではないかと。 そこで自分自身と向き合い、夢の自分と共に<記憶>しようと努力し、追体験しようと試みることで夢を<再生>することも出来た。 <再生>しながら<思考>する。 全部夢の中で。 目覚めた私は居心地がよくて、寒いのにその棺桶ベッドから抜け出せずにいた。 ようやく頭を整理しつつ、ベッドに埋め込まれた「夢の本」に記述。 晴れてマリーナ・アブラモヴィッチ作品の一部となる。 http://www.tsumari-artfield.com/dreamhouse/ Top▲ |
by baliasi
| 2016-05-01 21:44
| オススメ*
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